スキー協とは

スノースポーツをまるごと楽しもう

 今、スノースポーツの楽しみ方は多様に変化しています。コブの斜面をエアーまで入れて高速で滑るモーグル、スキーで森の中を散策するネイチャースキー、ポールをくぐる競技スキー、オフピステに飛び出し山の中を自由に滑る山スキー、テレマークに代表されるヒールフリー、最近はスノーボードで山の中に入るヤマボーなどなど・・・。その他にもたくさんの楽しみ方が広がり、子どもから年配者まで楽しんでいます。 あなたはどんな楽しみ方をしますか?
スキー協は、こうしたスキーの楽しみを北海道から福岡まで、全国の仲間とともにクラブを作り取組んでいます。

“自分達で考え、行動する”スキー組織

 あなたが手にしているこの教程書。これも会員が知恵を出し、まとめたものです。「スキーメイト」というスキー雑誌も定期発行しています。 誰でも参加できる競技大会やさまざまな行事も実施しています。
ケガをしたときの傷害基金、最近は山スキーの遭難救出の基金、賠償保険取次ぎと、確立しています。
スキーの楽しみを伝える指導員を養成し、スキーにおける安全問題にも取り組んでいます。地球温暖化による影響やスキーを取りまくスポーツ環境や政治・経済、スキーを楽しむための絶対的条件でもある平和な世界にも目を向けるなど視野はグローバルに、自分たちで考え、行動するスキー組織です。
楽しいことは“なんでもやってみよう”の精神で、会員の持てる力を結集して、何事にも取り組んでいるのが私たち「スキー協」です。
スノースポーツをまるごと楽しむスキー協へあなたも。

スキー協の日常活動

各地でスキークラブをつくり、各種行事を
 現在、31都道府県でクラブが活動。山スキーや競技を専門とするスキークラブや、スノーボードクラブがいろんな行事を行い、スノースポーツの楽しさを広げています。

スキー指導員、山スキーリーダーの認定、派遣
 スキーが「安全に、楽しく、早くうまくなる」ためには、指導員の活動は欠かせません。そのために、指導員の認定を行い、各地のクラブで活動しています。また、山スキーを普及し、オフピステを安全に滑走、雪山での生活知識、技術という専門知識獲得に山スキーリーダーが活動しています。

安全対策と各種共済制度
 “安全で楽しいスキー”のために「スキーの安全」テキストの発行、「全国スキー安全対策協議会」への加入など、スキーの安全活動に取り組んでいます。また、次の共済制度も作っています。
  傷害・救出基金
   不幸にして事故に遭ったり、起こしてしまったとき、その費用負担の軽減や、山スキーでの事故における捜索・救出という緊急時のために「傷害・救出基金」を設け、活動の発展の一助としています。
  賠償保険
    スキー事故も賠償問題となる場合もあり、保険会社と提携しての「賠償保険」への取次ぎも行なっています。

2つの全国大会の主催
  全国スキー競技大会
  回転、大回転を中心として、誰でも参加できる大会として、戸狩温泉スキー場で開催しています。
  スーパーG2連戦
  数少ない高速系の大会としてのスーパーG2連戦というユニークな大会。さかえ倶楽部スキー場の全面的バックアップで人気が出ています。

機関紙「スキーメイト」の定期発行
会員で編集・発行している各地の会員の身近な「機関紙」です。各地のクラブが登場し、クラブ活動を応援、スキー界の出来事も取材し、スキー愛好者の立場で豊かな紙面づくりをしています。

「スキー教程書」・ビデオ・DVD制作
スキー・スノ―スポーツ文化を継承・発展させる“歴史の担い手”として、会員の実証的な実践・研究を積んだ「スキー教程書」を発行し、愛好者の“うまくなりたい”の声に応えています。また、「スキー教程書」に沿ったビデオ・DVDを制作。スキー界に一石を投じています。

全国スキー協では、このような会員の持ち味を生かす取り組みを、各地のクラブで展開しています。
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